記事 31

編み物でよく使う英語一覧|海外パターンを読むための基本用語と略語をやさしく解説

編み物でよく使う英語を初心者向けに詳しく解説。pattern、yarn、needle などの基本用語から、かぎ針編みと棒針編みの略語、海外パターンを読むコツ、英語検索の使い方まで紹介します。

編み物でよく使う英語一覧|海外パターンを読むための基本用語と略語をやさしく解説のアイキャッチ画像

読む前の整理

読み解き

読めないところだけ、ひとつずつほどいていきましょう

編み図や記号は、最初から丸暗記する必要はありません。今編む場所、今出てきた記号、今の段だけに区切ると読みやすくなります。

編み物 英語で手が止まってしまう編み図や記号を見ても進み方がわからないレシピを読みながら段数を見失いたくない
読む目的
編み図、記号、レシピを見たときの迷いを減らすことです。
確認目安
最初はすべて覚えず、今使う記号や段だけを確認すれば十分です。
用意するもの
レシピ、段数マーカー、メモ、必要なら動画や公式の記号表を用意します。
注意点
図全体を一度に理解しようとせず、編み始めと進行方向から見ましょう。
記録ポイント
編み物でよく使う英語一覧|海外パターンを読むための基本用語と略語をやさしく解説では、迷った記号や段数を作品ごとに残すと次回が楽になります。

手元のレシピで、編み始め位置、進行方向、今の段の3点だけをまず確認しましょう。

amimo編集部より

この記事は、編み物を始める人が次の一手を決めやすくなるように、作品管理・段数管理アプリを運営する視点から、道具選び、手順、つまずきやすい点を整理しています。

公開
2026/04/16
更新
2026/05/11
Table of contents

海外の編み物パターンや Instagram、Pinterest、YouTube を見ていると、かわいい作品がたくさん見つかる一方で、英語が出てきた瞬間に手が止まってしまうことがありますよね。編み物の英語は全部覚えなくても大丈夫です。まずは「作品」「糸」「針」「基本の編み方」に関する言葉だけでも押さえると、海外の情報がかなり読みやすくなります。

英語の編み物パターン本の参考写真
英語パターンは、略語と記号を少しずつ対応させると読みやすくなります。 画像: Wikimedia Commons

編み物の英語は、日常英会話とは少し違って、よく出る単語や略語がある程度決まっています。たとえば pattern は編み図やレシピ、yarn は毛糸、hook はかぎ針、needle は棒針です。最初は記号のように見えても、何度か目にすると自然に読めるようになっていきます。

海外のパターンや動画が読めるようになると、レシピ探しの幅がぐっと広がります。日本語だけでは見つからなかったデザインに出会えたり、好きな作家さんの作品を直接追えたりするのも楽しいところです。この記事では、初心者がまず知っておきたい英語の基本用語から、略語、読み方のコツ、便利な検索ワードまで、やさしく整理していきます。

英語パターンは全部訳さなくて大丈夫

海外パターンは、略語、数字、サイズ、ゲージを先に拾うだけでも読みやすくなります。

知らない単語をすべて訳すより、作品に必要な指示だけ確認するほうが実践的です。

この記事でわかること

  • 編み物でよく出る基本英語
  • 針や糸、道具に関する英語表現
  • かぎ針編みと棒針編みでよく使う単語と略語
  • 海外パターンを読むときの見方
  • 英語のレシピや動画を探すコツ
  • 英語が苦手でも無理なく覚える方法

最初に覚えたい編み物の基本英語

最初に覚えるべきなのは、作品説明や材料欄によく出る単語です。ここが分かるだけでも、海外パターンへの抵抗感がかなり減ります。

pattern

pattern は、編み図、レシピ、作り方のことです。海外では「編み図」というより、文章と略語で構成された説明書全体を指すことが多いです。

たとえば free pattern とあれば無料レシピ、paid pattern とあれば有料レシピの意味で使われます。

yarn

yarn は毛糸です。糸の種類や重さ、素材などの説明に頻繁に出てきます。商品説明でも検索でもとても重要な単語です。

hook / needle

hook はかぎ針、needle は棒針を指します。crochet hook ならかぎ針、knitting needle なら棒針です。

gauge

gauge はゲージのことです。一定の目数・段数で何cmになるかを表すもので、特にウェアや帽子などサイズが大切な作品では重要になります。

row / round / stitch

row は段、round は輪、stitch は目のことです。これらはパターンの中で何度も出てきます。

道具や材料でよく使う英語

材料欄は単語の種類がある程度決まっているので、一度覚えるとかなり読みやすくなります。海外パターンに苦手意識がある人も、まずはこの部分から慣れるのがおすすめです。

針に関する英語

  • crochet hook : かぎ針
  • knitting needle : 棒針
  • circular needle : 輪針
  • double pointed needles : 4本針、5本針

棒針編みでは、US size のようなアメリカ式サイズ表記が出てくることがあります。日本の号数とはそのまま一致しないことがあるため、サイズ換算表も一緒に確認すると安心です。

糸に関する英語

  • yarn : 毛糸
  • yarn weight : 糸の太さ区分
  • fiber : 繊維、素材
  • cotton : 綿
  • wool : 羊毛
  • acrylic : アクリル
  • blend : 混紡

海外パターンでは、糸の太さも重要です。日本の「並太」「極太」と完全一致しない場合があるため、糸の重量やメーター数も一緒に見る癖をつけると理解しやすくなります。

その他の道具

  • tapestry needle : とじ針
  • scissors : はさみ
  • stitch marker : 目数マーカー、段数マーカー
  • measuring tape : メジャー

かぎ針編みでよく使う英語

かぎ針編みは、基本の編み方と略語を少し覚えるだけでレシピがかなり読めるようになります。特に YouTube や海外ブログを見る人には役立ちます。

よく出る基本用語

  • chain : くさり編み
  • single crochet : 細編み
  • double crochet : 長編み
  • slip stitch : 引き抜き編み
  • magic ring / magic circle : 輪の作り目

ただし、ここでひとつ注意したいのは、英語圏ではアメリカ式とイギリス式で呼び方が違うことがある点です。たとえば double crochet は、US表記とUK表記で意味が変わるため、パターンがどちらの表記か確認するのがとても大切です。

よく見る略語

海外のかぎ針編みパターンでは、単語そのものより略語が多く使われます。

  • ch : chain
  • sc : single crochet
  • dc : double crochet
  • sl st : slip stitch
  • mr : magic ring
  • inc : increase
  • dec : decrease

最初は暗号のように見えますが、実際は繰り返し出てくるものが多いです。ひとつの作品を編みながら覚えると、頭に入りやすくなります。

棒針編みでよく使う英語

棒針編みでは、表編み、裏編み、増減、繰り返し指示の英語が特に重要です。基本が分かると、マフラーや小物の海外パターンも読みやすくなります。

よく出る基本用語

  • knit : 表編み
  • purl : 裏編み
  • cast on : 作り目
  • bind off : 伏せ止め
  • repeat : 繰り返す

よく見る略語

  • k : knit
  • p : purl
  • co : cast on
  • bo : bind off
  • rep : repeat
  • st / sts : stitch / stitches
  • rnd : round

棒針編みでは、k2tog のような減らし目表現や、yo のようなかけ目表現もよく出てきます。最初から全部覚えようとせず、自分が作る作品に出てきたものから少しずつ覚えるのがおすすめです。

海外パターンを読むときは「全部訳そう」としなくていい

海外パターンを読むコツは、一文ずつ完全翻訳することではなく、必要な情報を拾うことです。最初から完璧に理解しようとすると疲れやすいです。

まず確認したいのは、次のポイントです。

  • 何を作るレシピなのか
  • 必要な糸の太さと量
  • 使う針の種類とサイズ
  • どの編み方が登場するか
  • 段ごと、輪ごとの流れがどうなっているか

この5つが見えれば、かなり進めやすくなります。英語パターンは、説明文全部を訳すより、材料欄と略語一覧、最初の数段を理解するだけでも前に進めることが多いです。

アメリカ式とイギリス式の違いには注意

かぎ針編みの英語は、US表記かUK表記かで編み方の名前がずれることがあるので要注意です。ここを見落とすと、編み地が全く違ってしまうことがあります。

たとえば、US式の single crochet と UK式の double crochet は、同じ編み方を指すことがあります。逆に、同じ double crochet という単語でも、USとUKで意味が異なる場合があります。

海外パターンを見るときは、説明文の冒頭や略語一覧に US termsUK terms の記載がないか、まずチェックすると安心です。

略語を確認するときは、個人ブログだけでなく、標準化された一覧も一緒に見ると安心です。Craft Yarn Council には、かぎ針編み・棒針編みの略語、チャート記号、US/UK表記の違いなどを確認できるページがあります。海外パターンを読むときは、作品ページの略語一覧と標準表を照らし合わせると、思い込みによる読み違いを減らせます。

編み物英語は検索にも役立つ

英語用語が少しわかるだけで、探せる作品の数が大きく増えます。日本語検索では出会えなかったデザインや作家を見つけやすくなります。

よく使える英語検索ワード

  • crochet coaster pattern
  • easy crochet pouch pattern
  • knit scarf beginner pattern
  • crochet flower tutorial
  • free knitting pattern

日本語で「編み物 コースター」と探すのと、英語で crochet coaster pattern と探すのでは、出てくる世界がかなり変わります。海外の雰囲気が好きな人には、英語検索はとても楽しい入口です。

初心者におすすめの覚え方

英単語帳のように暗記するより、自分が作る作品と一緒に覚えるほうが続きやすいです。編み物の英語は、使う場面と結びつくと一気に覚えやすくなります。

まずは10語くらいで十分

最初から何十語も覚える必要はありません。patternyarnhookneedlechainsingle crochetdouble crochetknitpurlstitch くらいから始めれば十分です。

作品ごとにメモを作る

「この作品では ch が多い」「このレシピでは rnd が輪を表している」など、自分の作品とセットでメモすると、単語が生きた知識になります。

画像や動画と一緒に覚える

英語だけだと難しくても、動画で手元を見ながらだと意味がつながりやすいです。動作と単語が結びつくと理解が早くなります。

参考になるリンク

海外パターンの世界に慣れたいときは、まずは画像や動画が多いものから見るのがおすすめです。

Ravelry は海外の編み物パターン探しで有名なサービスです。英語は多いですが、作品写真やタグ検索も充実しているので、眺めるだけでも発見があります。

海外パターン記事から次に読むとよい記事

海外パターンは、英単語だけでなく、編み図やゲージの考え方も一緒に理解すると読みやすくなります。まず略語に慣れたい場合はこの記事を読み、図や記号で止まる場合は 編み図の読み方編み物記号一覧 を合わせて確認してください。

実際に作品へ進むなら、小物から始めるのがおすすめです。編み物コースターの作り方編み物マフラーの作り方 のように、形が分かりやすい作品で日本語レシピと海外パターンを見比べると、表記の違いを体感しやすくなります。

US表記とUK表記だけは先に確認

同じ英単語でも、アメリカ式とイギリス式で意味が変わることがあります。

特に crochet pattern を読むときは、最初に表記の種類を確認しておくと混乱を防げます。

海外パターンを読む前のチェックリスト

海外パターンは表現が整理されているものも多いですが、日本の編み図とは前提が違うことがあります。最初に次を確認しておきましょう。

  • US表記かUK表記かを確認する
  • yarn weightと日本の糸の太さを見比べる
  • gaugeの指定を読み飛ばさない
  • hook sizeやneedle sizeを日本の号数に置き換える
  • abbreviationsの一覧を先に見る
  • finished sizeが自分の作りたいサイズに合うか確認する
  • 配布元の利用規約や販売可否を読む

英語パターンは、全部を日本語に訳そうとすると疲れます。まず略語と数字だけを拾い、分からない文だけ調べる進め方でも十分編み進められます。

よくある質問

Q
英語の編み物パターンは初心者には難しいですか?
A

最初は略語に戸惑いますが、よく使う表現は限られています。短い小物パターンから始め、略語表を見ながら読むと少しずつ慣れていきます。

Q
英語の略語は全部覚える必要がありますか?
A

全部覚える必要はありません。ch、sc、dc、k、p など、今作る作品に出てくる略語だけを確認すれば十分です。

Q
アメリカ式とイギリス式で用語が違うのは本当ですか?
A

本当です。特にかぎ針編みでは同じ略語でも意味が違うことがあります。パターンがUS表記かUK表記かを最初に確認しましょう。

Q
英語パターンは翻訳してから編んだほうがいいですか?
A

全文を翻訳しなくても大丈夫です。材料、ゲージ、略語、手順の区切りだけを確認し、編みながら必要な部分を読み解くほうが進めやすいこともあります。

Q
英語パターンでも編み図は使われますか?
A

使われることもあります。文章中心のパターンも多いですが、チャートや写真があると理解しやすくなります。初心者は画像が多いパターンを選ぶと安心です。

Q
覚えた英語用語を忘れないコツはありますか?
A

作品ごとに出てきた略語と意味をメモしておくことです。自分用の小さな用語集を作ると、次の英語パターンを読むときにかなり楽になります。

まとめ

編み物の英語は、全部覚えなくても大丈夫です。まずは patternyarnhookneedle のような基本語と、かぎ針編み・棒針編みでよく使う略語を少しずつ覚えるだけでも、海外パターンや動画がかなり身近になります。

英語が読めるようになると、作品探しの景色が変わります。世界中の編み手が作ったレシピや作品写真に触れられるようになって、「こんなデザインもあるんだ」とワクワクする場面がぐっと増えます。最初は小さな作品のレシピからで十分です。ひとつ読めるようになるたびに、編み物の楽しみ方が少しずつ広がっていきます。

次に読みたい関連記事

作ったものを記録して次につなげる

海外パターンで出会った単語や略語は、作品メモと一緒に残しておくと次にとても役立ちます。編み物アプリに「sc は細編み」「この作家さんは US 表記」などを記録しておくと、少しずつ自分だけの英語メモ帳が育っていきます。

毛糸玉のイラスト
カーディガンのイラスト
マフラーのイラスト
靴下のイラスト
今すぐ無料でダウンロード

編み図を読むときは、今の段と迷った記号を残しておくと再開が楽になります。

amimoなら、作品ごとに段数やメモをまとめられるので、途中で中断しても「今どこか」を見失いにくくなります。