記事 06
編み物記号一覧|かぎ針・棒針の基本記号と読み方を初心者向けにやさしく解説
編み物記号を初心者向けに一覧で解説。かぎ針編み・棒針編みでよく使う基本記号、引き抜き編みや細編みの違い、表編みと裏編みの見方、記号図を覚えるコツ、参考リンクまでまとめています。
読む前の整理
読み解き読めないところだけ、ひとつずつほどいていきましょう
編み図や記号は、最初から丸暗記する必要はありません。今編む場所、今出てきた記号、今の段だけに区切ると読みやすくなります。
- 読む目的
- 編み図、記号、レシピを見たときの迷いを減らすことです。
- 確認目安
- 最初はすべて覚えず、今使う記号や段だけを確認すれば十分です。
- 用意するもの
- レシピ、段数マーカー、メモ、必要なら動画や公式の記号表を用意します。
- 注意点
- 図全体を一度に理解しようとせず、編み始めと進行方向から見ましょう。
- 記録ポイント
- 編み物記号一覧|かぎ針・棒針の基本記号と読み方を初心者向けにやさしく解説では、迷った記号や段数を作品ごとに残すと次回が楽になります。
手元のレシピで、編み始め位置、進行方向、今の段の3点だけをまず確認しましょう。
amimo編集部より
この記事は、編み物を始める人が次の一手を決めやすくなるように、作品管理・段数管理アプリを運営する視点から、道具選び、手順、つまずきやすい点を整理しています。
Table of contents
編み物記号を見ると、急に難しく感じてしまうことがあります。レシピ本や無料の編み図を開いた瞬間、見慣れない記号が並んでいて、「これが読めないと編めないのかな」「全部暗記しないといけないのかな」と不安になる方はとても多いです。特に編み物を始めたばかりの頃は、くさり編みや細編みの手の動きを覚えるだけでも精一杯なのに、さらに記号まで覚えるのは大変そうに見えます。
でも、編み物記号は最初から全部覚える必要はありません。初心者が本当に必要なのは、「よく出てくる基本記号をいくつか知ること」と、「似た記号の違いを見分けるコツ」を押さえることです。作品ごとに使う記号はある程度決まっているので、実際には少しずつ慣れていけば十分です。
編み物記号がわかるようになると、編み図の読みやすさが大きく変わります。文章だけの説明では見えにくかった全体の流れがつかみやすくなり、作りたい作品の選択肢も増えます。さらに、動画だけに頼らずに「今どこを編んでいるか」を自分で確認できるようになるので、途中で止まっても再開しやすくなります。
この記事では、編み物記号の基本を初心者向けに整理しながら、かぎ針編みと棒針編みでよく使う記号、似ていて迷いやすい記号の違い、記号図の見方、覚え方のコツ、参考になるリンクまで、できるだけ実用的にまとめました。「記号が苦手」「編み図で止まりやすい」という方は、まずこのページを手元の小さな辞書のように使ってみてください。
記号は辞書のように見ればOK
編み物記号は、最初から暗記しなくても大丈夫です。作品に出てきた記号をその場で調べる使い方で十分進められます。
よく出る記号だけを作品メモに残していくと、自分専用の小さな記号辞典が育っていきます。
この記事でわかること
- 編み物記号とは何か
- かぎ針編みでよく使う基本記号
- 棒針編みでよく使う基本記号
- 初心者が迷いやすい似た記号の違い
- 記号と編み方を結びつけて覚えるコツ
- 記号図を読むときの見方
- 参考になる基礎ページや関連記事
編み物記号とは?
編み物記号とは、編み方や編み進め方を図で表すための記号です。文章で長く説明すると複雑になりやすい内容を、視覚的にわかりやすく伝える役割があります。つまり、記号そのものが目的ではなく、「どう編むか」を短くわかりやすく示すための言葉のようなものです。
たとえば、かぎ針編みでは、くさり編み、細編み、長編み、引き抜き編みなどがそれぞれ別の記号で表されます。棒針編みでは、表編み、裏編み、かけ目、2目一度といった動きが記号になります。こうした記号が編み図の中に並ぶことで、どの位置にどの編み方を入れるかがひと目でわかるようになります。
最初は「形が似ていてわかりにくい」と感じるかもしれませんが、記号は丸暗記するよりも、実際の手の動きとセットで覚えたほうが理解しやすいです。図を見たときに、「これは糸をかけて引き抜く編み方だな」「これは高さを出す編み方だな」と動きで思い出せるようになると、記号図がぐっと読みやすくなります。
編み物記号を読む前に知っておきたいこと
記号を覚える前に、初心者が知っておくと気持ちが楽になることがあります。それは、「記号を全部覚えてから編み物を始める必要はない」ということです。
実際には、作品ごとによく使う記号はある程度決まっています。コースターなら、くさり編み、細編み、長編み、引き抜き編みあたりが中心ですし、シンプルな棒針のマフラーなら、表編みと裏編みがわかるだけでもかなり進められます。最初から複雑な模様編みの記号まで覚える必要はありません。
また、記号は「一覧だけ見て覚える」より、「作品の中で出会って覚える」ほうが自然です。最初は見ながら編んでも大丈夫ですし、毎回確認していてもまったく問題ありません。むしろ、そのほうが実践的です。
かぎ針編みでよく使う基本記号
かぎ針編みは、記号図がとてもよく使われるジャンルです。花モチーフやコースター、小物、バッグなど、編み図で説明される作品が多いため、基本記号を押さえるだけで読めるレシピがかなり増えます。
くさり編み
くさり編みは、かぎ針編みの入口になる基本の編み方です。作り目としても使いますし、立ち上がりや空間づくりにも使われます。編み図ではとても頻繁に出てくるので、最初に押さえておきたい記号です。
くさり編みを理解すると、作り目の意味や、立ち上がりの高さの出し方も見えやすくなります。レシピによっては「くさり3目が長編み1目分」といった扱いになることもあるため、注記もあわせて確認するのが大切です。
引き抜き編み
引き抜き編みは、段の終わりをつなげたり、位置を移動したりするときに使う編み方です。高さを出すというより、つなぐ、閉じる、移動するという役割が強いです。
細編みと混同しやすい初心者も多いですが、引き抜き編みは編み地の高さがほとんど出ません。輪の終わりを閉じる場面や、円編みの段替わりなどでよく使われます。
細編み
細編みは、詰まった編み地を作りやすい基本の編み方です。コースター、ポーチ、あみぐるみ、バッグなど、幅広い作品に登場します。初心者が最初に作る小物でもよく使われるので、かなり重要な記号です。
細編みは高さが低く、編み地がしっかりしやすいのが特徴です。小さな作品や形を整えたい作品では特に出番が多いです。
中長編み
中長編みは、細編みと長編みの中間のような編み方です。高さも手数もその中間で、やわらかさと編みやすさのバランスがとりやすいです。
初心者の最初の作品では出てこないこともありますが、シュシュや小物、模様の一部などで使われることがあります。長編みと似て見えるので、レシピを読むときは棒線の本数や説明文を確認すると安心です。
長編み
長編みは、かぎ針編みの中でとてもよく使う基本記号のひとつです。細編みより高さが出るため、少ない段数でも面積を広げやすく、軽やかな編み地になります。
コースター、ショール、小物、ウエア、花モチーフなど、多くの作品に登場します。細編みよりスピードが出やすいので、「サクサク編める感じが好き」という方にも人気です。
長々編みや玉編みなど
少し進むと、長々編み、玉編み、パプコーン編み、交差編みのような応用記号も出てきます。これらは見た目のアクセントや立体感を作るために使われますが、初心者のうちは無理に全部覚えなくて大丈夫です。まずは、くさり編み、引き抜き編み、細編み、長編みがしっかり見分けられることを優先すると、かなり多くの作品に対応できます。
棒針編みでよく使う基本記号
棒針編みの記号は、かぎ針編みとは見え方も考え方も少し違います。表編みと裏編みの組み合わせで模様が作られることが多く、編み図を見るときは「表側から見た記号なのか」を意識すると理解しやすいです。
表編み
表編みは、棒針編みの基本中の基本です。シンプルなマフラーやニット帽でも中心になる編み方で、初心者が最初に覚える記号のひとつです。
表編みだけでもガーター編みやメリヤス編みの一部を理解する土台になります。まずはここをしっかり押さえると、棒針編みの世界が開きやすくなります。
裏編み
裏編みは、表編みとセットで考える基本記号です。メリヤス編み、ゴム編み、模様編みなど、棒針編みでは欠かせません。表編みとの違いを体感できるようになると、編み図を見るハードルが下がります。
初心者が迷いやすいのは、図の表記と実際の編んでいる面の関係です。レシピによっては「表側から見た記号」で書かれていることがあるため、往復編みでは特に注意が必要です。
かけ目
かけ目は、目を増やしたり透かし模様を作ったりするときに使われます。編み地に穴ができることもあるので、レースっぽい雰囲気の作品ではよく登場します。
増し目のひとつとして考えると理解しやすいですが、ただ目数を増やすだけでなく模様の一部として使われることもあるため、前後の段とセットで見ることが大切です。
2目一度
2目一度は、2目を1目として編む減らし目の基本です。帽子のトップ、模様編み、形づくりなどで出てきます。記号だけを見て難しく感じても、「減らすための記号」と理解しておくと整理しやすいです。
交差編みや縄編み記号
棒針編みの魅力のひとつが縄編みですが、記号としては少し複雑に見えることがあります。交差方向や補助針の有無なども入ってくるため、初心者のうちは基本の平編みやゴム編みから慣れていくほうが安心です。
初心者が間違えやすい記号
記号図でつまずきやすいのは、「知らない記号」より「似ている記号」です。ここを見分けられるようになると、かなり読みやすくなります。
引き抜き編みと細編み
この2つは初心者が混同しやすい代表例です。引き抜き編みは高さをほとんど出さず、つなぐ役割が強いです。細編みは高さが少し出て、しっかりした編み地になります。
記号だけで迷ったら、作品の中での役割を見るとわかりやすいです。段を閉じている場面なら引き抜き編み、面を埋めているなら細編みの可能性が高いです。
中長編みと長編み
見た目が近いので、最初は混乱しやすいです。ここは「糸をかける回数」と「高さ」の違いで覚えると整理しやすくなります。長編みのほうが高さが出て、編み地もやや軽やかになります。
表編みと裏編み
棒針編みでは、この違いを体感できるまで少し時間がかかることがあります。図だけで理解しようとすると難しいので、実際に小さなスワッチを編みながら「表から見るとどう見えるか」「裏から見るとどう見えるか」を合わせて確認すると覚えやすいです。
記号図を読むときのコツ
記号一覧を見ても、実際の編み図になると急に難しく感じることがあります。そんなときは、記号単体ではなく、全体の流れの中で読む意識が大切です。
いきなり全部を読まない
最初から編み図全体を理解しようとすると、情報量が多くて混乱しやすいです。まずは編み始め位置を見つけて、一段目だけ読むくらいの気持ちで進めると落ち着いて見られます。
記号の意味より役割を見る
「これは何編みの記号だろう」だけで止まるより、「ここは高さを出している」「ここはつないでいる」「ここは増やして丸くしている」と役割で見ると理解しやすいです。
よく出る記号だけ別メモにする
自分が今作っている作品に出てくる記号だけをメモしておくと、とても使いやすいです。作品ごとの小さな辞書を作る感覚で整理すると、必要なものだけ覚えやすくなります。
記号を早く覚えるコツ
編み物記号は、テスト勉強のように暗記するより、手を動かしながら覚えるほうが定着しやすいです。
作品の中で覚える
最初は一覧表を見て理解したつもりになっても、実際に編まないと記憶に残りにくいです。コースターやシュシュのような小物を編みながら、「この記号がこれか」と確認していくほうが自然に覚えられます。
動画と図をセットで見る
記号だけでわからないときは、動画で手の動きを確認すると理解が早いです。手の動きが見えると、「この記号はこの動きなんだ」とつながりやすくなります。
完璧を目指さない
数回見てもすぐ覚えられない記号があっても大丈夫です。編み物は、同じ記号に何度も出会ううちに自然に身についていくことが多いです。最初から全部覚えようとしないことが、実は一番の近道です。
参考になるリンク
記号を理解するには、一覧だけでなく、基礎動画や記号図の読み方も一緒に見ると効果的です。
公式サイトや基礎ページ
YouTubeで探すときの検索例
記号一覧を作品づくりに活かす流れ
記号一覧は、眺めるだけではなかなか覚えられません。実際には、作っている作品に出てきた記号をその都度確認し、作品ごとに少しずつ覚えるほうが定着しやすいです。
まずは 編み図の読み方 で全体の進み方を確認し、分からない記号が出たらこのページに戻る、という使い方がおすすめです。かぎ針編みなら かぎ針編み初心者の完全ガイド、棒針編みなら 棒針編み初心者の始め方 と合わせて読むと、記号と技法がつながりやすくなります。
覚える順番を決めると楽になります
かぎ針ならくさり編み、細編み、長編み。棒針なら表編み、裏編み、かけ目。このあたりから慣れると、読める図が一気に増えます。
難しい記号は、必要になったときに動画や基礎ページと一緒に確認すれば問題ありません。
記号で迷ったときのチェックリスト
知らない記号が出てきたら、すぐに作品をあきらめず、次の順番で確認してみてください。
- かぎ針の記号か、棒針の記号かを切り分ける
- レシピ内の凡例を先に見る
- 似ている記号を見比べ、線の向きや重なり方を確認する
- 前後の段を見て、増し目・減らし目・交差のどれに近いか考える
- 写真や動画がある場合は、該当する段だけ見直す
- 試し編みで1模様だけ再現してから本番に入る
- 自分の言葉で「ここは何をしているか」をメモする
記号を丸暗記しようとすると苦しくなります。作品の中で何度も出てくる記号から覚えていけば、自然に読める範囲が広がります。
よくある質問
暗記しなくても大丈夫です。最初は記号一覧を見ながら編み、よく出てくるものから自然に覚えていけば十分です。
はい、違います。同じ編み物でも使う技法が違うため、記号も変わります。今作っている作品の技法に合わせて覚えるのが近道です。
難しめです。最初は記号数が少なく、くさり編み、細編み、長編み、表編み、裏編みなど基本の動きが中心の作品を選ぶと理解しながら進めやすいです。
動画や写真つきの基礎ページを合わせて見るのがおすすめです。記号だけで考えるより、実際の手の動きと結びつけたほうが覚えやすくなります。
かぎ針編みなら、くさり編み、引き抜き編み、細編み、長編み。棒針編みなら、表編み、裏編み、かけ目、2目一度から始めると、多くの初心者向けレシピに対応しやすくなります。
あります。表記ゆれや略称が使われることもあるため、作品ごとの凡例や記号説明を優先して確認しましょう。同じ記号でも、そのレシピ内での説明を見るのがいちばん安全です。
まとめ
編み物記号は、最初から全部覚えるものではなく、よく使う基本記号から少しずつ慣れていくものです。かぎ針編みなら、くさり編み、引き抜き編み、細編み、長編み。棒針編みなら、表編み、裏編み、かけ目、2目一度。このあたりを押さえるだけでも、読める編み図はかなり増えます。
記号がわかるようになると、編み図はぐっと身近になります。最初は辞書を引くように見ながらで大丈夫です。小さな作品を編みながら、ひとつずつ記号と仲良くなっていけば、編み物の世界はぐっと広がります。
次に読みたい関連記事
作ったものを記録して次につなげる
記号や段数、わかりにくかったポイントを作品ごとにメモしておくと、次に同じ記号が出たときにかなり楽になります。編み図を見ながら記録できる編み物アプリがあると、自分専用の小さな記号辞典のように使えて便利です。
amimoなら、作品ごとに段数やメモをまとめられるので、途中で中断しても「今どこか」を見失いにくくなります。