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編み物ブームはなぜ?2025〜2026年の調査・企業発表と始め方
編み物ブームについて、2025年のSNS調査と2026年の企業発表で確認できる事実を整理。人気の背景として考えられること、今編まれている小物、無理なく始める手順を紹介します。
目次
編み物が話題になっている背景には、作品をSNSで見つけられることや、自分の好きな色で身近な小物を作れることがありそうです。一方、「若者の何割が編んでいる」「特定の投稿だけがブームの原因」とまでは、ここで確認した資料からは言えません。
2025〜2026年には、利用者への調査や、編み物関連商品の販売が好調だという企業発表が出ています。まず確認できた事実を整理し、そのうえで、流行をきっかけに編み物を始めるときの作品選びを紹介します。情報確認日は2026年9月10日です。
調査や企業発表から確認できること
SNS調査では帽子や身近な小物が挙がっている
MERYが2025年12月1〜2日に公式Instagramのストーリーズで実施したアンケートでは、作る物の1位が帽子、2位が同票でキーホルダー・巾着・シュシュ、3位がバッグでした。調査は2025年12月18日公開のMERYの記事で報告されています。
これはMERYのInstagramで回答した人の傾向です。記事本文では回答者数を確認できず、日本全体の世代別参加率や、前年からの増加率を示す調査ではありません。また冬の回答なので、帽子など季節の影響も考えて読みます。
手芸企業は編み物商品の好調を報告している
ジャパンクラフトホールディングスの2026年6月期第3四半期決算説明資料・10ページは、編み物関連商品の販売が好調で、毛糸などを扱う「旅する毛糸店」や花束風ブランケット用の自社ブランド毛糸にも反応があると説明しています。
これは同社事業についての報告であり、編み物人口全体の統計ではありません。販売の伸びには購入金額や商品構成も関係するため、そのまま「編む人が同じ割合で増えた」とは読み替えられません。
出版社も個別書籍の増刷を発表している
NHK出版は2026年4月7日、3月17日発売の『かぎ針で編む 春夏糸のバッグと帽子』について、発売から2週間を待たずに増刷を決めたと発表しました。NHK出版の発表は、個別の本への需要を確認できる例です。これだけで、すべての編み物本や市場全体が同様に伸びているとは判断できません。
なぜ興味を持ちやすいのか:ここからは背景の考察
上の資料は「何が起きているか」の一部を示します。次の三つは、教材や作品の特徴から考えられる始めやすさで、ブームの原因を特定した調査結果ではありません。
完成品から、材料や手順へたどれる
SNSで気になる小物を見つけた後に、作者のレシピや動画へ進めると、作るイメージを持てます。クロバーの「はじめてのニット」も、シュシュとグラニースクエアのレシピ・動画を案内する例です。短い投稿だけでは見えない始め方や仕上げを、通して確認できる教材を選びましょう。
服装や暮らしの中で使う物を選べる
帽子、巾着、バッグは、完成した後の使い道を想像できます。色を選ぶ楽しさもあります。ただし、写真で小さく見える作品が簡単とは限りません。糸の細さ、形の調整、パーツの数まで見る必要があります。
少しずつ進んだことを目で確かめられる
編み地が増える、同じモチーフがそろうという変化は、途中の区切りになります。忙しい人なら、まず数段やモチーフ1枚など小さな単位で試せます。集中できることや気分転換になることはあっても、心身への効果を誰にでも保証するものではありません。
今の楽しみ方を、作品・季節・集まり方から見る
大きな服だけでなく、身近な小物を入口にできる
セーターやマフラーを編む楽しみと、チャームや巾着を編む楽しみは両立します。小物なら色やモチーフを普段の持ち物に合わせやすく、贈る相手の好きな色から選ぶ方法もあります。ただし、小さい作品でも細い糸、複雑な増減目、金具の取り付けが必要なら工程は増えます。完成サイズと制作の難しさは別に見ましょう。
SNSの「推しカラー」や海外の着こなしを入口にしても、同じ材料をすべて集める必要はありません。まずは配色、形、使い方のうち何が好きだったかを決め、その条件に合う正式なレシピを探します。流行品をそのまま追うより、手持ちの服や生活に合うかを判断できます。
春夏と秋冬では、糸と使い道を選び直す
編み物は防寒具だけではありません。春夏にはバッグや透かし模様の小物、秋冬には帽子や首元の小物など、使う季節から作品を選べます。コットンやリネンという素材名だけで仕上がりは決まらず、糸の太さ、撚り、混紡、編み地の密度も関係します。指定糸を別素材に変える場合は、重さ・伸び・洗い方とゲージを確かめます。
かぎ針はモチーフや立体、棒針は着用品などの候補を探す入口になりますが、どちらにも幅広い作品があります。「流行しているから必ずかぎ針」「棒針は大作専用」と決めず、作りたい物のレシピから道具を選びましょう。かぎ針と棒針の違いも整理の手がかりになります。
一人で編むほかに、体験・道具の試用・編み会がある
日本ホビー協会の2025年日本ホビーショーの案内には、編む人同士の交流、韓国の毛糸やデザイン、材料とレシピのセット、かぎ針やアフガン編みの体験、編み針の試用、海外の糸や英文パターンなど、異なる入口が紹介されていました。これは2025年4月の催しの記録で、現在の参加募集ではありません。
ここから参考にできるのは、自分の目的に合わせて場を選ぶことです。新しい針を手で試したいなら展示・販売会、初めての技法を教わりたいならワークショップ、持参した作品を編みながら話したいなら編み会が候補になります。入場券と受講料が別の催しもあるので、予約前に総額と参加条件を読みます。編み物カフェの選び方では、指導の有無も確認できます。
流行の作品を、最初の一作へつなげる
| SNSで気になった物 | 最初に確認・練習すること | 小さく試す選択肢 |
|---|---|---|
| グラニースクエアのバッグ | モチーフ1枚の完成寸法、色替え、とじ方 | 同じレシピ系列のコースターを1枚 |
| 花の大きなブランケット | 模様の繰り返し、糸の必要量、縁の工程 | 指定模様の練習片や小さな花モチーフ |
| 帽子・バラクラバ | 頭囲と深さ、ゲージ、増減目 | 指定糸でゲージを編み、必要な技法を確認 |
| シュシュ・巾着 | ゴムやひもの扱い、口と底の仕上げ | 工程が最後まで公開された基本形 |
作りたい物を諦める必要はありません。まず難しい箇所を小さく試し、進められそうかを確かめると、材料を大量にそろえる前に判断できます。基礎の入口は編み物の始め方、候補探しは小物の選び方へ進めます。
SNSの情報だけで困らないために
保存した作品は、作者名と元のページを一緒に残します。画像だけの転載や、途中が省略された短い動画では、材料・針・完成寸法・編み始め・仕上げが分からない場合があります。説明の抜けを自己流で埋める前に、元のレシピを確認してください。
海外の動画なら、crochetはかぎ針編み、knittingは一般に棒針編みを指すので、検索語を分けます。略語や米式・英式の違いは英語の編み物用語で確認できます。
道具は、選んだレシピの糸と針に合わせて必要な分からそろえます。100円ショップでそろえる場合も、値段だけで決めず、糸の太さ、1玉の長さ、追加で同じ物を買えるかを見ます。
品薄や買い過ぎを避ける材料の決め方
気になる色を見つけたら、作品の必要量と色番号・ロットを確認してから買います。「後で使うかもしれない」だけで大量に増やすと、収納場所だけでなく、使う予定も分からなくなります。一方、途中で足りなくなると同じ染め色をそろえにくい場合があるため、レシピの指定量を無視して1玉だけ買うのも避けます。
在庫がなければ、店の入荷案内を確認する、別の配色を選ぶ、仕様の近い糸について相談する、手持ちの材料でできる作品へ切り替える、という順に検討できます。代替糸は重さだけで決めず、長さとゲージを比較します。人気商品が買えないことと、編み物を続けられないことは同じではありません。
手作りを長く楽しむには、使い切り方と手入れも考える
手作りというだけで環境への負担が小さいとは判断できません。選んだ糸で何を作り、残りをどう使い、完成品をどのように洗って保管するかまで考えると、買った材料を活用しやすくなります。余り糸は素材と色番号を残し、補修用や小さな練習片に使う分を分けておく方法があります。
編む仲間が増えるときも、完成速度や材料の価格で比べる必要はありません。人の作品を撮る前に確認する、質問は相手が答えられる範囲で頼む、初心者がいる集まりでは説明役の有無を確かめる、といった配慮があると参加しやすくなります。
よくある質問
編み物ブームはいつまで続きますか?
将来の継続期間は分かりません。今回の企業発表やSNS調査は各時点の状況を示すものです。道具を買う判断は流行の寿命より、編んでみたい物と自分が楽しめる作業かどうかを基準にできます。
2026年から始めても遅くありませんか?
趣味として始める時期に締め切りはありません。流行の作品を全部追わず、今使いたい小物を一つ選べば十分です。動画と同じ速さで進まなくても、自分が分かるところまで戻って確認します。
編みかけが増えてしまったら?
材料を追加する前に、今ある作品を「あと一工程で終わる」「質問が必要」「いったん保留」に分けます。完成を急ぐより、次の作業がはっきりする一つから再開すると選びやすくなります。
好きになった作品を、自分のペースで続ける
何を編むか決めたら、参照レシピ、使用糸、針、止めた段を残しておきます。紙のノートでもよく、amimoなら作品にWebやPDFなどの編み図をまとめ、手動カウンターとカウンターメモで続きを管理できます。他の人の完成速度ではなく、自分がどこまで進んだかを分かるようにしておく使い方です。
amimo編集部より
この記事は、編み物を始める人が次の一手を決めやすくなるように、作品管理・段数管理アプリを運営する視点から、道具選び、手順、つまずきやすい点を整理しています。
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学び方と情報源
教室、本、ブログ、作家、資格、カフェ、トレンドなど継続の文脈を作るクラスタです。
amimoでは作品ごとにカウンターと編み図をまとめ、カウンターのメモに再開位置や材料を書いておけます。iOS・Android対応。無料ダウンロード、広告・アプリ内購入あり。無料利用には保存件数などの制限があります。