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編み物バッグの作り方とアイデア集|初心者向けの選び方からおしゃれ作品まで
編み物バッグを作ってみたい初心者向けに、作りやすいデザイン、必要な糸と道具、底と持ち手の考え方、失敗しやすいポイント、参考レシピや動画の探し方まで詳しく解説します。
読む前の整理
作品づくり作りたい気持ちを、完成までつなげましょう
作品記事は、かわいさだけでなく「最後まで作れるか」「使いやすいか」も大切です。最初に完成までの目安をつかんでから進めると迷いにくくなります。
- 難易度
- 初心者〜初級。小さく試してから本番に進むと安心です。
- 完成目安
- 小物なら半日〜数日、大きめ作品は数日〜数週間が目安です。
- 必要な道具
- 毛糸、針、とじ針、はさみ、段数マーカーを用意します。
- 向いている糸
- 最初は明るく、編み目が見えやすい糸を選ぶと失敗しにくいです。
- 記録ポイント
- 編み物バッグの作り方とアイデア集|初心者向けの選び方からおしゃれ作品まででは、使った糸、針の号数、目数、段数を残すと次に活かせます。
まずは小さめサイズか、同じ技法を使う簡単な作品で一度試してみましょう。
amimo編集部より
この記事は、編み物を始める人が次の一手を決めやすくなるように、作品管理・段数管理アプリを運営する視点から、道具選び、手順、つまずきやすい点を整理しています。
Table of contents
編み物バッグは、見た目のかわいさと実用性を両方楽しめる、とても魅力的な作品です。お店で売っているようなおしゃれな雰囲気がありながら、自分の好きな色や糸で作れる特別感もあります。SNSで手編みバッグの写真を見ると、「いつか作ってみたい」と気持ちが動く方も多いのではないでしょうか。

その一方で、初心者にとっては少しハードルが高く見えることもあります。バッグは小物よりサイズが大きく、糸量も必要で、底や持ち手、形の安定感まで考えないといけないように見えるからです。「本当に初心者でも作れるのかな」「何から考えればいいのかわからない」と感じるのは自然なことです。
編み物バッグは初心者でも十分挑戦できます。ただし、最初の一作目から大きな肩掛けバッグや複雑な模様編み入りの作品を選ぶと、途中で重たく感じやすいです。最初は、小さめで、形がシンプルで、使う編み方が少ないバッグを選ぶことが成功のコツです。特に、かぎ針編みの四角いミニトートやシンプルな丸底バッグは、初心者でも挑戦しやすいです。
この記事では、編み物バッグの魅力、初心者向けのデザイン、必要な糸と道具、底や持ち手の考え方、失敗しやすいポイント、レシピや動画の探し方、作る前に考えたい用途まで詳しく整理しました。「バッグを作ってみたいけれど不安がある」という方が、読み終わったあとに具体的な一歩を決めやすい内容を目指しています。
バッグは「使う場面」から考えると選びやすいです
編み物バッグは、見た目だけでなく、何を入れるか、どれくらい持ち歩くかで向いている形が変わります。
最初は小さめで、底と持ち手の構造が分かりやすいバッグを選ぶと完成まで進めやすくなります。
この記事でわかること
- 編み物バッグの魅力と初心者向きな理由
- 最初に作りやすいバッグのデザイン
- バッグに向いている糸と道具
- 底、側面、持ち手の考え方
- 失敗しやすいポイントと対策
- レシピや動画の探し方
- 初心者が無理なく完成させるコツ
編み物バッグの魅力
編み物バッグの魅力は、何より「使える作品を自分の手で作れること」です。コースターやシュシュのような小物ももちろん楽しいですが、バッグは持って出かけられるので、完成したあとの喜びがとても大きいです。自分で編んだバッグを持つと、ただ作品を作っただけではなく、暮らしの中に手仕事を取り入れられた実感があります。
また、編み物バッグは糸選びで印象が大きく変わります。ナチュラルなジュート風、やさしいコットン、しっかりしたテープヤーン、ふんわりしたウール混など、素材が違うだけで雰囲気がまったく変わります。形がシンプルでも、色と素材で十分おしゃれに見えるのが魅力です。
さらに、バッグはアレンジの余地が大きい作品でもあります。持ち手を変える、ボタンをつける、内布を足す、モチーフを飾る、配色を変える。基本の形をひとつ覚えるだけで、自分らしい作品へ広げやすいです。最初は少し緊張するかもしれませんが、完成したときの満足感はとても大きいです。
初心者でも編み物バッグは作れる?
作れます。ただし、作品選びがとても大切です。初心者がバッグづくりでつまずきやすいのは、技術不足というより、最初の作品が少し難しすぎる場合が多いです。
たとえば、大きくて荷物がたくさん入るバッグ、複雑な模様編みのバッグ、パーツが多いバッグ、内布やファスナーつきのバッグは、見た目は魅力的でも工程数が多くなります。最初からそれに挑戦すると、楽しい前に疲れてしまうことがあります。
逆に、次のような条件を満たすバッグなら、初心者でもかなり挑戦しやすいです。
- 小さめサイズ
- 形がシンプル
- 使う編み方が少ない
- 底の形がわかりやすい
- 持ち手の仕組みが単純
まずは「一度バッグを完成させること」を目標にすると、次の作品でアレンジしやすくなります。
初心者向けの編み物バッグデザイン
編み物バッグにはいろいろな形がありますが、最初の一作目に向いているものと、少し慣れてからのほうが楽しいものがあります。
四角いミニトート
初心者にもっともおすすめしやすいのが、四角いミニトートです。底が四角でわかりやすく、側面もまっすぐ立ち上げやすいので、構造を理解しやすいです。
四角い形は目数の管理もしやすく、「今どこを編んでいるか」がわかりやすいのも利点です。ランチバッグやちょっとした小物入れとして使えるサイズなら、完成までの距離も見えやすいです。
小さめの丸底バッグ
少しやわらかい雰囲気にしたいなら、丸底バッグも人気があります。円編みで底を広げてから側面を立ち上げるので、コースターや花モチーフで円編みに慣れている方には取り組みやすいです。
ただし、増し目の理解が必要なので、完全な一作目というより、小物をいくつか作ったあとに向いています。関連記事の 編み図の読み方完全ガイド や 編み物記号一覧 と一緒に見ると理解しやすいです。
ネットバッグ、メッシュバッグ
軽やかでおしゃれに見えるネットバッグは人気があります。くさり編みや長編み中心で作れるものもあり、見た目以上にシンプルな場合もあります。
ただし、伸びやすさや実用性は糸によってかなり変わります。最初から重い物を入れる前提で考えるより、「軽い小物を入れて楽しむバッグ」と考えると選びやすいです。
いきなり避けたほうがよいデザイン
最初は、次のようなバッグは少し難しく感じやすいです。
- 大きな肩掛けバッグ
- ファスナーつきバッグ
- 内布前提のしっかりバッグ
- モチーフをたくさんつなぐバッグ
- 複雑な模様編み入りバッグ
もちろん憧れの作品に挑戦するのは素敵ですが、最初は「完成しやすいか」も同じくらい大切にすると続けやすいです。
編み物バッグに向いている糸
バッグは身につけて使うものなので、糸選びが仕上がりを大きく左右します。小物やウエアと違って、形の安定感や耐久性も考えたいです。
少ししっかりした糸が向いている
バッグには、ある程度ハリのある糸が向いています。コットン糸、リネン混、テープヤーン、麻風の糸などは形を出しやすく、バッグらしい雰囲気を作りやすいです。
反対に、ふわふわした柔らかい毛糸は、見た目は可愛くても伸びやすく、荷物を入れると形が崩れやすいことがあります。秋冬のニットバッグとして楽しむなら良いですが、最初の実用品バッグには少し扱いにくいことがあります。
編み目が見やすい色を選ぶ
初心者は、糸の色も重要です。黒や濃いネイビーはおしゃれですが、目が見えにくくなります。最初は生成り、ベージュ、ライトグレー、くすみカラーなど、編み目が見やすい色のほうが安心です。
用途で糸を考える
バッグに何を入れたいかで、糸の選び方も変わります。軽い小物用なら柔らかめでも良いですが、財布やボトルを入れるなら、もう少ししっかりした糸や密度のある編み地が向いています。
必要な道具
編み物バッグに必要な道具は、基本的には小物づくりと大きくは変わりません。ただし、サイズが大きくなるぶん、管理しやすい道具があるとかなり楽です。
基本の道具
- 毛糸
- かぎ針、または棒針
- とじ針
- はさみ
- 段数マーカー
あると便利なもの
- メジャー
- 目数リング
- 持ち手パーツ
- ボタンやマグネットホック
- 内布用の布や接着芯
初心者は、最初から全部そろえなくても大丈夫です。まずは糸、針、とじ針、はさみ、マーカーがあればかなり進められます。
バッグの底はどう考える?
バッグづくりで最初に考えたいのが底です。底の形が決まると、全体のシルエットや使いやすさも見えやすくなります。
四角底
四角底は、初心者にとても向いています。横幅と奥行きを決めやすく、安定感も出しやすいです。お弁当バッグやミニトートのような形と相性が良く、実用性も高いです。
また、増し目の考え方が比較的わかりやすいので、「まず一つバッグを作ってみたい」という方には安心感があります。
丸底
丸底は、見た目がやわらかく、かぎ針編みらしい雰囲気を出しやすいです。底を円編みで広げていくので、コースターの延長のように考えると理解しやすいです。
ただし、増し目の位置がずれると歪みやすいので、段数マーカーを使いながら丁寧に進めるのがおすすめです。
底のサイズは小さめから
最初のバッグは、底サイズを欲張りすぎないほうが完成しやすいです。大きくすると必要な糸量も増え、側面も長くなり、全体の作業量が一気に増えます。まずはミニサイズやサブバッグサイズが向いています。
持ち手の作り方
バッグの印象を大きく左右するのが持ち手です。持ち手は見た目だけでなく、使いやすさと強度も考えたい部分です。
本体と一体で作る持ち手
初心者には、本体からそのまま編みつなげるタイプが取り組みやすいです。パーツが少なく、あとから縫いつける工程も減らせます。
別に編んでつける持ち手
しっかりした印象を出したい場合は、別で細長く編んでつける方法もあります。ただし、取りつけ位置や強度を考える必要があるので、最初は少しだけ手間に感じるかもしれません。
既製品パーツを使う方法
木製ハンドルやレザーハンドルなどの既製品を使うと、ぐっと完成度が上がることがあります。作品全体の雰囲気も引き締まるので、おしゃれに見せたい方には魅力的です。ただし、取りつけ工程が必要なので、最初の一作目はシンプルな持ち手から始めると安心です。
きれいに仕上げるコツ
編み物バッグは、ちょっとした意識でかなり仕上がりが変わります。初心者でも取り入れやすいコツを整理します。
糸の張りをできるだけ一定にする
バッグは面積があるぶん、編み目のばらつきが見えやすいです。完璧でなくて大丈夫ですが、糸を強く引きすぎたり緩みすぎたりしないよう意識すると、見た目が整いやすくなります。
数段ごとにサイズを確認する
バッグは、気づかないうちに予定より大きくなったり小さくなったりしやすいです。数段ごとに幅や高さを確認すると、途中で調整しやすくなります。
重い物を入れる前提なら強度を考える
見た目だけでなく、実際に何を入れるかを想像して編むことも大切です。重い物を入れるなら、編み目を詰め気味にしたり、持ち手を補強したり、内布を検討したりすると安心です。
糸始末を丁寧にする
バッグは使っているうちに動きが出やすいので、糸始末が甘いとほどけやすくなります。見えないところこそ丁寧にしておくと、長く使える作品になります。
よくある失敗と対策
バッグづくりは楽しい反面、初心者がつまずきやすいポイントもあります。先に知っておくと落ち着いて対処できます。
思ったより伸びる
柔らかい糸や目のゆるい編み地だと、荷物を入れたときに伸びやすいです。実用品として使いたいなら、糸選びと編み目の密度を意識するとかなり変わります。
底がゆがむ
増し目の位置や目数がずれると、底が波打ったり反ったりすることがあります。特に丸底は起こりやすいので、数段ごとに平らに置いて確認すると早めに気づけます。
持ち手が弱い
見た目は良くても、持ち手の付け根が弱いと使ううちに不安が出ます。取りつけ位置や編み返しの回数、補強方法を意識することが大切です。
途中で作業量が重く感じる
バッグは小物より時間がかかるので、「まだ終わらない」と感じることがあります。最初は小さめサイズにするだけで、かなり楽になります。
レシピや動画の探し方
初心者向けのバッグレシピを探すときは、見た目だけではなく、工程のわかりやすさも大切です。
検索ワードの例
- 編み物 バッグ 初心者
- かぎ針編み バッグ 簡単
- 編み物 ミニバッグ 作り方
- かぎ針編み トートバッグ 初級
- 編み物 丸底バッグ 作り方
参考にしやすいリンク
最初は、使用糸、針の号数、完成サイズが明記されているレシピを選ぶと失敗しにくいです。関連する基礎は 編み物初心者の始め方 や 簡単にできる編み物作品まとめ も参考になります。
編み物バッグをもっと楽しむアイデア
バッグは完成したあとも、楽しみ方が広がる作品です。最初の一作目はシンプルでも、次から少しずつ自分らしさを加えていけます。
たとえば、同じ形でも色を変えるだけで雰囲気は大きく変わります。ナチュラルな生成りは日常使いしやすく、くすみブルーやオリーブは大人っぽく、ビビッドカラーはコーデのアクセントになります。
また、リボンや花モチーフをつけたり、持ち手だけ異素材にしたり、内布で遊んだりするのも楽しいです。編み物バッグは、使うたびに「自分で作ったんだ」と少しうれしくなる作品です。そのわくわく感が、次の制作意欲にもつながります。
大きくする前に小さく試す
いきなり大きなバッグへ進むより、ミニバッグで底、側面、持ち手の流れを一度体験すると安心です。
サイズを変えたい場合は、目数や段数のメモを残しておくと次の調整がしやすくなります。
バッグを編む前のチェックリスト
バッグは見た目だけで選ぶと、使ったときに伸びたり重くなったりしやすい作品です。編み始める前に、実用品としての条件も整理しておきましょう。
- 入れたいものを先に決める
- 底を丸・楕円・四角のどれにするか考える
- 持ち手を編むのか、既製品を付けるのか決める
- 糸が伸びやすい素材かどうか確認する
- 内袋を付ける必要があるか考える
- 洗いやすさや汚れやすさを想定する
- 完成後の重さが負担にならないか見る
初心者は、最初から大きなトートに挑戦するより、スマホや財布だけが入るミニバッグから始めると完成まで進めやすいです。
よくある質問
作れます。ただし最初から大きなバッグにすると時間がかかるので、ミニバッグやシンプルなトート型から始めると完成まで進めやすいです。
形を保ちたいならコットン、麻、ペーパーヤーン、しっかりしたアクリルなどが候補になります。やわらかい毛糸はかわいい反面、伸びやすいので用途に合わせて選びましょう。
持ち手部分だけ目を詰める、別パーツをしっかり縫い付ける、既製の持ち手を使うなどの方法があります。荷物を入れるバッグほど、見た目より強度を優先しましょう。
小さな調整ならできます。底の目数や段数を増減すると全体サイズが変わるため、どこを何目増やしたかをメモしておくと形が崩れにくくなります。
必須ではありませんが、細かいものを入れるバッグや伸びを抑えたいバッグには役立ちます。最初は裏地なしで作り、使い方に合わせて次回から取り入れても大丈夫です。
荷物が引っかかったり形が伸びたりしやすいことがあります。実用品にするなら、指定より少しきつめに編む、しっかりした糸を選ぶ、試し編みで透け感を確認するのがおすすめです。
まとめ
編み物バッグは、最初にサイズと形を無理のないものにすれば、初心者でも十分挑戦しやすい作品です。特に、小さめでシンプルな四角トートや丸底バッグは、構造もわかりやすく、完成したときの満足感も大きいです。
大切なのは、いきなり理想を詰め込みすぎないことです。最初は作りやすさを優先し、糸、底、持ち手、用途をシンプルに考えると、最後まで進めやすくなります。バッグは完成したあとに持って出かけられるぶん、編み物の楽しさをぐっと実感しやすい作品です。ぜひ、自分の暮らしに合う小さなバッグから始めてみてください。
次に読みたい関連記事
作ったものを記録して次につなげる
バッグのように段数が多く、サイズ確認も必要な作品は、どこまで編んだかを忘れやすいです。段数管理や持ち手サイズ、使った糸のメモを作品ごとに残せる編み物アプリがあると、途中再開や色違い制作がしやすくなります。
使った糸、針の号数、段数、次に直したい点を作品ごとに残しておくと、2作目の完成度が上がります。